雛人形豆知識(其之七)
いよいよ、明後日は『ひな祭り』ですね。どのようにお祝いをするのでしょうか?地域によって異なるとは思いますが、一般的な楽しみ方をご紹介します。
『ひな祭り』とは、女の子が無事に健康で育つことを願ってお祝いをする日本の伝統行事です。ひな人形や桃の花を飾って、ご家族が料理やお酒を楽しみながら女の子の成長を祝います。
では、誰とお祝いをするものなのでしょうか?
おめでたい行事なので、赤ちゃんのご両親・ご両家の祖父母に限らず配偶者の兄弟である叔父、叔母、その他には仲の良い友人などをお招きして盛大に祝います。毎年3月3日の『ひな祭り』には、その子の成長を願う日として、皆さん集まってお祝いされても良いと思います。また毎年、成長するお子様のかけがえのない瞬間を、ご家族やご両親と共に雛飾りと一緒に思い出に残る写真として形に残すのも良いのではないでしょうか?娘さんが大きくなって、写真を見ながら思い出を語り合うのも素敵ですよね。
その『ひな祭り』に食べられる食べ物を下記に紹介するので、参考にしてみて下さいね。
【ちらし寿司】
えび、豆、れんこんなどの縁起の良いとされる具材は祝いの席に相応しく、鮮やかな彩りから『ひな祭り』の定番になったとされています。また、将来食べ物に困りませんようにとの願いも込められています。
【はまぐりのお吸い物】
対になっている貝殻でなければぴったりと合わないことから、仲の良い夫婦を表し、一生一人の人と添い遂げるようにという願いが込められています。
【ひなあられ】
でんぷんが多く健康に良いことから「一年中娘が幸せに過ごせるように」という願いが込められています。関東と関西では、味や形が異なり、関東では円柱形で甘い味。関西では丸い形で塩味が一般的となっています。