五月飾りを選ぶときどんなことを考えますか？

五月飾りの場合、内飾りと外飾りがあり、情報も多いので２回に分けて掲載させて頂きます。

この度は、内飾り（鎧・兜など）について掲載しましょう。

内飾りでは、飾る場所？鎧や兜などの形・色や台屏風など自分好み？価格？などなど考えて選ばれると思います。

飾る場所は、床の間に飾るのが理想的ですが、マンションや現代的なお宅の場合は床の間が無い家も多くなっています。その場合、玄関や居間、リビングなどの棚やテーブルの上に飾るケースが増えています。また、飾る場所・スペースに応じて鎧や兜などの収納飾り、平飾り、ケース飾りなど種類を選ぶと良いですよ。

鎧・兜・武者人形などでは、真鍮・鉄・アルミ・樹脂・皮・和紙などが使用されている部分があります。台屏風ついては形・塗・絵柄など、弓太刀・道具についてはデザイン性、木製、樹脂製など様々あります。お好みに応じて、目についた飾りについて店頭で詳しく説明を聞いて、吟味されることをお勧め致します。

あと一番気になる価格ですが、節句飾りは日用品とは違い、また季節商品であるため、一般的に適正価格が分かりにくいですよね。価格の安さや過剰な割引やサービス品で選ばれると満足いく人形を手に入れることは出来ません。品質を見極める為にも色々な店舗を訪れ積極的に質問などして説明を聞き、ご自分で納得のいく飾りを選ぶことが最善であると思います。ご購入後のアフターフォローやアフターサービスなど充実した点もポイントです。

日本人形協会では、節句行事や節句人形に関する豊富な知識、制作工程、手法技術、歴史的背景まで、節句人形のことなら何でも熟知している、公的に認められた節句人形販売のプロとして認定している「節句人形アドバイザー」制度、不当な二重価格表示や、製造直売表示から派生するお客さまの不利益を無くすための「適正表示宣言店」制度を設け、節句人形等の信頼度を高める取り組みを行っています。

詳しくは、弊会ホームページ　http://www.jdaw.org/　「節句人形アドバイザー」「適正表示宣言店」のバナーをご覧ください。